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- 1-1.スマホアプリでコーディング
目次

1.コーディング用ツールについて
スマートフォンアプリでコーディングするためには、スマートフォンと車両を接続するためのコーディングツールが必要です。コーディングツールには様々なものがありますが、当店でお勧めしているのはENETケーブルです。当店では、BimmerCodeアプリ専用の公式ENETケーブルを販売しております。
当店では、当店にてENETケーブルをご購入頂いたお客様に向けて当店オリジナルのエキスパートモード・マニュアル等を含めた各種マニュアルを無料でご提供しております。当店オリジナルマニュアルをご希望の場合は、本サイトのリンクからアダプタをご購入下さい。BimmerCodeアプリ内のリンクから購入した場合は、マニュアル特典の対象外となります。
対応コーディングツール一覧
ツール | UniCarScan | SMART BIMMER | ENETケーブル | |
対応OS | iOS,Android | iOS,Android | iOS,Android Windows |
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通信方式 | Bluetooth | 無線LAN | 有線LAN | |
通信の安定性 | 不安定 | 不安定 | 安定 | |
通信 速度 |
接続 | 65秒 | 7秒 | 5秒 |
読込* | 281秒 | 5秒 | 3秒 | |
対応アプリ | BimmerCode BimmerLink |
BimmerCode BimmerLink |
BimmerCode
BimmerLink E-Sys ISTA
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BMW | Eシリーズ | 〇 | × | × |
Fシリーズ | 〇 | 〇 | 〇 | |
iシリーズ | 〇 | 〇 | 〇 | |
Gシリーズ | 〇 | 〇 | 〇 | |
MINI | Rシリーズ | 〇 | × | × |
Fシリーズ | 〇 | 〇 | 〇 | |
長所 | BMW Eシリーズ、Mini Rシリーズにも使用可能 | UniCarScanよりも高速 |
・全てのコーディングツールの中で最も高速
・有線のため通信が非常に安定しており、コーディング中に通信が途切れない ・価格が安い
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短所 |
・通信速度が遅い
・無線のため通信が不安定
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・無線のため通信が不安定 | ・接続端子がLANのため、スマートフォンと接続するためには別途USB-C=LAN変換アダプタが必要 | |
購入ページ | 当店では取り扱っていません。 | 当店では取り扱っていません。 |
2.ENETケーブルについて
アダプタにはそれぞれ特徴がありますが、一番のおすすめはENETケーブルです。ENETケーブルは、BMWのEシリーズやMINIのRシリーズなど比較的古い車両に対応していない点でUniCarScanに劣りますが、有線LANであるがゆえに圧倒的な通信速度と抜群の安定性で他のツールを大きく凌駕しており、特にBMW/MINIのFシリーズやGシリーズなどコーディングデータ量が大きい最新車両をコーディングしたいお客様に最適なツールです。
ENETケーブルのメリット
・圧倒的な速度(従来比28倍超!)
・安定した通信
・スマートフォンを使用したBimmerCodeやBimmerLinkだけでなく、ノートパソコンでのBimmerCodeコーディングやE-Sysコーディング、さらにはISTAを使用した車両診断にも対応
ENETケーブルのデメリット
・BMWのEシリーズやMINIのRシリーズなど古い車両に対応していない
・コネクタがLANケーブルのため、スマートフォンで使用する場合は別途「USB-LAN変換アダプタ」が必要
USB-LAN変換アダプタについて
Amazonなどで販売している一般的なUSB-LAN変換アダプタが使用可能です。
パソコンやスマートフォンの接続端子がUSB-Cタイプの場合は「USB-C LAN変換アダプタ」をご使用ください。
ENETケーブルは高速Ethernet規格に準拠した大容量高速通信に対応しており、これまで主流だったBluetoothのUniCarScanと比較してデータ伝送速度が約27倍と驚くほど速くなっています。コーディングは車両のエンジンや電気系統など様々なノイズの影響を受けやすい中で施工するため、Bluetoothのようにデータ伝送速度が遅いと通信時間が長くなり、結果的に通信エラーが発生する確率が高くなります。またSMART BIMMERアダプタは通信速度こそ早いものの無線LANであることから通信が途切れやすくノイズの影響を受ける可能性もあります。せっかくの愛車をコーディングするときに通信エラーによって不具合が発生してしまっては元も子もありません。ENETケーブルならコーディング時の失敗リスクを限りなくゼロに抑えることができます。
当店オリジナルのエキスパートモード・マニュアル等をご希望の場合は、本サイトのリンクからアダプタをご購入下さい。BimmerCodeアプリ内のリンクから購入した場合は、各種マニュアルの特典対象外となります。
3.コーディングツールの選び方
大切な愛車をコーディングする時に最も重要なのは通信速度です。通信速度が遅いと車両との間でデータをやりとりする時間が長くなり、その結果様々なノイズにさらされコーディングエラーが生じるリスクも高まります。従って、最も重視するポイントは通信速度の速さと通信の安定性の確保であり、そのためにはENETケーブルを第一候補に検討して下さい。
ただし、ENETケーブルにも弱点があります。BMWのEシリーズやMINIのRシリーズなど古い車両に対応していないという点です。従って、これらの古い車両でもコーディングを実施したい場合は、当店でのお取り扱いはございませんがUniCarScanを選択して下さい。
4.BimmerCodeアプリについて
BimmerCodeアプリは、ドイツのStephan Gauch社が開発・販売しているスマートフォンアプリです。Apple storeまたはGoogle playストアにて入手することができます。詳しくはこちらをご覧ください。
パソコン用アプリでコーディングを行う場合は、ノートパソコンに数種類の異なるソフトウェアをインストールしたり、車両データも手動でアップデートしたりと、それなりに専門知識と手間がかかるものでした。
しかし、このBimmerCodeアプリは起動してから数タップでコーディングを実施することができ、また、車両データのアップデートも定期的にアプリの更新として自動配信されるため余計な手間がかかりません。また、新たなコーディングメニューが発見された場合や新型車両が発売された場合でも、すぐにアプリのアップデートが配信され対応できるようになります。
また、BimmerCodeアプリは、初回こそ課金が必要となるものの、一度課金してしまえばそれ以降の課金は不要です。例えば定期的に車両データが更新されたり、新たなコーディングメニューが追加される場合でも追加の課金は必要ありません。
さらに、コーディング可能な車種や台数に制限はありませんので、複数台のBMW/MINIを所有している場合や、お友達の車両をコーディングしたい場合などでも、追加の課金なしで無制限にコーディングが可能です。ちなみにBimmerCodeアプリは万が一のために自動的に車両データのバックアップを取得するよう仕組まれていますが、このバックアップデータも車台番号ごとに保存・管理されるため、複数台のコーディングを実施してもバックアップデータが混ざったり壊れたりすることはありません。(ただし、アプリを削除した場合はバックアップデータも削除されますのでご注意ください)
加えて、エキスパート・モードが用意されていますので、通常モードのメニューに存在しないコーディングについても、ご自分の車両にあわせて柔軟にカスタマイズを行うことができます。BimmerCodeアプリの開発元は、エキスパートモードについて公式には詳しく解説していないため、BMWのコーディングに精通していないユーザーがエキスパートモードを使いこなすことは非常に困難な作業となります。
エキスパートモードについて詳しくはこちらをご覧下さい。
しかし一方でエキスパートモードでしか実現できないコーディングが存在することも事実です。そこで当店は、エキスパートモードについて詳細に解説したオリジナルマニュアルを作成し、当店でアダプタをご購入頂いたお客様への特典として無料で差し上げております。ENETケーブルをご購入の際は、ぜひ当店にてお買い求めください。